幸福感に満ち溢れた会社づくり

2025年2月27日  タカブン通信18

1月31日、滋賀県庁におきまして、三日月滋賀県知事と『建築物木材利用促進協定』を締結しました。県内での締結は、お菓子のたねや様、東レ建設様に次いで3件目となります。私たちの約30年間に渡る2x4工法による木造住宅、集合住宅はじめ事務所や店舗、高齢者福祉施設、倉庫、工場など非住宅木造建築物のプレカット、パネル加工、建方等の木材加工事業が県に認められ、今後は滋賀県と連携また協力支援を仰ぎながら、びわこ材や国産材等を積極的に利活用して、脱炭素社会と持続可能な社会の実現に貢献していくものであります。

具体的な取り組みについては、
・設計施工に関わる建築物の構造や内外装にびわ湖材、国産材等の積極的な活用
・建築事業主に対する木造木質化に関する情報提供および木の持つ炭素貯蔵などの環境効果に関する啓発
・木材利用の意義やメリット等の情報発信
・森林資源の循環利用と山林地区の環境保全のため、伐採跡地での再造林等に対する支援、協力
・地域の林業、製材工場、流通業者、工務店、建築士等と連携した木造建築の促進
・地元高校生たちとの交流を通じた未来の林業、木材産業を担う若者の人財育成
であります。

 今回の協定の締結については、滋賀県のHPや新聞の滋賀版、業界新聞等に掲載され、広く県民の皆様に告知されました。改めて私たちの木材事業の責任の重さを痛感するとともに、明日を担う子どもたちが、木の香る緑豊かな滋賀を愛し、この地に誇りを持ち育っていく地域社会づくりの一助となっていくことにワクワクします。またこれから皆さんとともに滋賀の山々の息吹を体感し、木を植えて育てる体験もしていきたいと思います。

『人は幸せになるために生きている』

すべての人が幸せに生きるために、というテーマでウェルビーイングな働き方の長浜市主催経営者研修会がこの17日に開催されました。講師はウェルビーイング(幸福学)の実践と啓蒙活動をしている武蔵野大客員教授の前野マドカさんです。我が社も健康経営に取り組んでいますが、ウェルビーイングとは、良好な状態のことをいい、心身の健康と会社や地域の福利厚生・福祉が充実している中で、大切な幸せ・幸福感を日々持ち続けていることを言います。そしてこの幸福感と会社の生産性や業績には、相関関係があるのです。つまり幸福感の高い従業員の創造性や生産性、会社売上は高く、また欠勤率や離職率が低いという調査結果が出ています。

だからこそ今幸せについて真剣に考える時だと思います。一緒に働く仲間、その家族、そして自分自身を幸せにする事ができなかったら、お客様や社会を幸せにすることができるはずがなく、やがてその組織は社会にとって必要とされなくなってしまいます。今後業務の見直しや仕事の選択と集中、営業、製造はじめ各部署間の意思疎通を日々円滑にして、風通しの良い何でも話し合える幸福感に満ち溢れた会社にしていきたいと思います。

      ありがとうございます。髙橋文夫拝