タカブン通信
全社改善活動の活性化
2024年7月26日 タカブン通信11
いよいよ梅雨も明け猛暑日が続く夏本番です。日頃から栄養補給や安眠、また日中の暑さには適度な休憩と水分補給で、自分自身や仲間の大切な生命(いのち)を守りましょう。
さてこの6日には、北ビワコホテルグラツィエさんにおいて、第28期経営方針、部門目標・個人目標発表大会、午後からは永年勤続や改善提案、功績賞の各表彰はじめ安全教育、徳目朝礼に関するグループディスカッション、健康経営の実習という盛沢山な内容に、技能実習生や特定技能生とともに全従業員さんが相集い、活発なコミュニケーションの一日でした。またその後は、親睦会主催の大懇親会が開催され、恒例の役員・管理職の景品の提供による大抽選会で盛り上がり、今期会社スローガン『経営理念を実践して、Ⅴ字回復を目指そう!』に向けての素晴らしいスタートが切れたことと思います。皆さんのご協力とご支援に心から感謝しています。
ここで改めて経営理念とは、私たちにとってどういうものなのかを考えたいと思います。経営理念とは、会社が将来に渡って一貫して目指す理想像を明文化したものです。また全従業員の目指す行動指針や考え方を表現しています。さて「木材」とは、経営・事業の源泉であり、再生可能な天然資源、CO2を吸収しO2を放出する地球の栄養源、地球温暖化防止に貢献するものです。「経営資源」は、人、物、金、情報、時間、即ち人財や資材、設備機械、PC、資金、あらゆる情報、平等に与えられている時間等です。これらの限られた経営資源を無駄なく最大限活用します。そして現在の住宅・木造建築物のプレカットやパネル加工、建方、造作加工、建築施工、および木製パレットの製造などの物づくりや建物づくりの木材産業を通して私たちと会社がともに成長発展することにより、お客様や自分以外の周りの人たちに喜んでご満足いただき、ここ長浜や滋賀県、日本、そして世の中にとって必要とされ、誇りに出来る立派な会社を目指していきます。我が社の経営理念を理解し、日々の仕事に実践していくことにより、今期の目標を達成していきたいと考えます。
ところで、今期品質目標の一つは、全社改善活動の充実、即ち改善提案件数目標は月2件以上です。因みにカイゼン担当のタオさんの報告では、7月度改善提案件数は、全体で128件・50人でした。一部の管理職も含めて半数以上の従業員さんから改善がありませんでした。今一度改善活動の重要性を再認識していただき、今後の積極的な改善活動をお願いいたします。過去の実績から、改善活動の量と会社業績は相関関係があります。チョコ案やマネ案やってみましょう。またコミュニケーションの活性化については、物件スタート時の関係者の打ち合わせや問題点・クレーム発生時など適宜ミーティングを開催して、情報の共有を図っていただいています。私自身も朝の製造担当者ミーティングに参加して、現況の把握に努めていきます。
さて7・15の日経ビジネスの特集記事は、「休めニッポン 疲れた会社は稼げない」です。この中で別府温泉旅館の社長は、「休日を増やすために知恵を出し合おう」と呼び掛けて、18年当時の年間休日90日を工夫を重ね105日を実現しました。休みと生産性には、明確な相関関係があると言われます。我が社の今後の課題です。感謝!髙橋