仕事に誇りを持とう

2018年2月27日 社長通信258

1.はじめに
 多くの感動と勇気を与えてくれたピョンチャン冬季五輪も終わり、湖国長浜にも春の兆しが徐々に現れてきました。しかしこれからは杉・ヒノキ花粉の飛散が多くなり、花粉症の皆さんには1年で最も憂鬱な時期になります。また寒暖の差が大きい季節替わりですので、これからも健康管理に努めていただき、一日一日を元気で過ごしてまいりましょう。

2.第22回パートナー会議について
 毎年2回定期的に、長年ご協力ご支援いただいています協力大工さんや配送ドライバーさんと我が社の建方施工や物流、製造、住宅営業、建材販売担当者とのパートナー会議をこの17日開催させていただきました。
 今回、現場建方施工や配送の安全作業や安全運転の徹底、特に今後現場作業では、墜落災害防止策として安全ネットの設置等を進めていくとともに、配送中の道路事情を事前に把握して、高さ制限のある道路の運行回避等安全運転を励行していきます。
 そして建築現場の職場環境整備の重要性を啓蒙する安全教育ビデオを視聴し、安全保護具の着用は勿論のこと、現場と近隣周辺道路の整理・整頓・清掃・清潔・躾の5Sの徹底、気持ち良い挨拶と礼儀等の大切さを痛感しました。特にお施主様が早朝や深夜に現場の写真を撮られて後でお叱りを受けないようにしたいものです。
 また我が社も多くのお客様やお施主様に見学に来ていただいていますが、更に誇りと自信を持ってご案内できる快適職場を皆さんとともに創り上げていきたいと考えます。
 現在毎水曜日早朝、「理念と経営」勉強会をしていますが、今回この会議の中で3グループに分かれて、愛知県東郷町の「あと施工アンカー」を専門に、人財育成を第一に業界でも注目され素晴らしい経営を実践されている水谷工業㈱さんの事例を読んでディスカッションをし、大いに盛り上がりました。水谷工業さんの経営理念は、「誇れ助っ人稼業 敢然(かんぜん)と飄々(ひょうひょう)と」で、会社として目指すべき理想の職人像を凝縮した理念であるということです。そこで、討論テーマを「誇りをもって仕事をしているか、また仕事に誇りを持つためにどのように行動していくか、また理想の職人像とは」としました。
 我が社のパートナーとして協力ご支援していただいている会社代表や社員さんですので、皆さんお一人お一人がプロの職人として誇りをもって毎日仕事に前向きに取り組んでおられる発表に感動しました。改めて、皆さんのご期待に応えて、関係をより強固にして、共存共栄し成長発展していくために、我が社も全社一丸となってお客様に喜んでいただき、より一層のシガウッドのファンづくりに励んでいきたいと考えます。
 私が理想とする職人像は、人間性と技を常に磨き続けて、誇りをもって真摯に仕事に取り組むプロ職人です。皆さん方は、どうのように思いますか?自問してみてください。

3.ピョンチャン冬季五輪に思う
 改めて冬季五輪を振り返ると、努力の継続に勝る能力はないと感じます。そしてスピードスケート日本女子初の金メダルに輝いた小平選手。自分自身を表現する3つの言葉を伝えています。「求道者・情熱・真摯」そして「今はまだゴールがみえていません」成長には限界はないのですね。 感謝!髙橋文夫拝