タカブン通信
自己肯定感を高める
2017年7月27日 社長通信251
1.はじめに
今年の夏もゲリラ豪雨による災害が日本いたるどころに発生し、心からお見舞い申し上げますとともに、猛暑日が続く中、こまめな給水と涼みをとり、熱中症にはお互いに気を付けてまいりましょう。
2.第21期への期待
今期は例年になく夏場からアパートや戸建て物件の受注が多く、また新規事業のSFPパネルが好調で、皆さんには猛暑の中、残業や休日出勤、また部署間の応援で対応していただき心から感謝申し上げます。
また金沢の地で事務所兼研修施設・実習生寮の建設プロジェクトが地元建築会社との共同事業でスタートしました。このように今期は更に飛躍する1年になります。皆さんとともに知恵と汗を出し積極的に支援を交換し合い、素晴らしい成果を出してまいります。
3.自己肯定感が高まると人は変われる
致知の月刊誌8月号の対談で元小学校教師で一般社団法人子ども笑顔代表理事の岩堀美雪さんを知り、貴著書「なぜあなたの力は眠ったままなのか」から少し長くなりますが、印象的な言葉を紹介します。
『「自分のことが好きですか?」私は、この「自分が好き」という気持ちを「長所も欠点もある自分のことを認めてこれでよいと思える気持ち」と定義し、「自己肯定感」という言葉を使っています。この自己肯定感が、人間の心の健康にとってとても大切であることは、広く知られるようになってきました。しかし、国際的に見ても日本人の若者たちは自己肯定感が低いと言われています。
自己肯定感が失われる様々な要因はどこにあるのか?まず幼少期の家庭環境です。褒められたことがない、認められたことがない、否定的な言葉を浴びせられたことが原因です。次に学校での環境で、一番影響を与えるのは教師です。その教師が子どもたちを信じてその能力を認めてやる気を出させ、肯定的な眼差しで見ていくことでお互いに認め合う雰囲気の学級になるか、子どもたちを常に冷たい言葉や態度で否定的に捉えることにより、クラスに伝染し子ども同士がけなし合ったりいじめが横行するようになるかです。そして会社での環境で、上司から日々どのような言葉をかけられているかが、社員の自己肯定感を左右し、自己肯定感の高い上司に育てられた社員は元気に働くことができます。
自己肯定感が高まると人はどう変わるか?
・前向きになる
・困難な状況でも自分を信じて行動できる
・人の目を気にせずに自分の意思で決めることができるようになる
・批判を受け入れ、さらに向上することができる
・落ち込んでも完全に挫折せずに失敗から立ち直ることができる
・相手を認めることができる
このように自己肯定感が高くなると、それまで眠っていたあなたの本来の力が目を覚まし始めるのです。』
自分が変われば周りが変わり未来は変わるとよく言いますが、まず自分自身をよく知り自分の長所も欠点も受け入れ認めて、何よりも世界でたった一つしかない両親や先祖からいただいた生命を大切にして自分を好きになることがいい人生を歩んでいけるのです。 感謝! 高橋文夫拝 忠恕