タカブン通信
知好楽
2016年2月26日 社長通信234
1.はじめに
湖北長浜にも、春はもうすぐそこまでやってきています。暖冬の影響で桜の開花も一段と早まるのではと思います。
今期も残すところ4ヶ月余りです。全社一丸となって、3つの品質目標である労災事故ゼロ、クレーム低減30%、そして業績目標の達成を実現していきましょう。
2.第16回KZ法改善勉強会
先月28日、柿内幸夫先生による全社改善活動勉強会を開催しました。先生からは、着実に改善活動が浸透してきており、工場のショールーム化に向けて前向きに取り組んでいることに対してお褒めの言葉をいただきました。即ち①全職場の案内板の統一した見える化、②屋根チームの2名人員減の中で設計のユニット化による生産性40%の向上、③各住宅製造部署と生産管理チーム間の定期的なミーティングによる全体最適化等、成果が確実に上がっており、これからもより一層の充実を図っていきたいと思います。
今後の課題として、①受注から製造、製品出荷、及び建方施工完了までのリードタイムの更なる短縮、②動作のムダの徹底排除、またムーブ(動)とワーク(働)の違いの意識付け、個別では③床チームのエアー配管処理、④壁製造ラインの集塵処理、⑤ラック保管管理の3S等であり、前向きに改善改革していきましょう。
3.中期経営計画発表
松原専務はじめ橋本常務、中村取締役の3人で当社の中期経営計画を検討してきましたが、骨子が出来上がってきましたので、今月9日、品質会議の前に主任、管理職を対象に発表していただきました。
将来の会社の方向性や方針、目指すべき姿を示す経営ビジョンは、今回新たに「環境に優しく、住み心地の良い2X4住宅の実現」と明確にしました。即ち地球環境負荷が少なく、将来に亘って住む人や利用する人にとって快適で心身ともに健康や幸福に貢献できる2X4住宅や建物を実現していくことです。
そしてこの経営ビジョンを達成していくために、私たち全員のものの見方や考え方、指針となるべきものが経営理念です。即ち人、もの、金、情報、時間等を最大限に活用して、営業、設計、製造、建築、物流、総務の各業務を通して一人ひとりが昨日より今日、今日より明日へと成長し続け、お客様はじめ仕入先様、ご支援先様、地域の皆様に喜んでいただき、私たちも幸せな人生を送り、世のため人のために必要とされる会社を目指していきます。
また5年後の目指すべき姿の定量(数値化)目標と定性(質的)目標を既存事業と今後育てていくべき新規事業に亘って明確にしていきます。そして今年7月2日に予定しています第20期経営方針発表大会で皆さんに中期経営計画を発表します。今後更に社内で議論を重ねていきますので、忌憚のないご意見を期待しています。
4.今月の論語の言葉
子曰わく、
之を知る者は、之を好む者に如かず。
之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。
(雍也第六)
ありがとうございます。高橋文夫拝