会社の差は、人財の差

2016年1月27日 社長通信233

1.はじめに
 自己変革への挑戦をスローガンにスタートしました新年も早1ヶ月が経とうとしています。例年になく暖冬の正月も、急に冷え込むようになり、大寒以降立春までの一番寒い時期を、また寒暖の差がかなり大きいので、心身ともに健康で安全な職場を創っていきましょう。

2.新春経営者セミナーの開催
 毎年恒例になっています日本創造教育研究所主催の新春経営者セミナーが、この19日から20日東京で開催され、中村取締役とともに参加し、多くの気づきと学びをいただいてきましたので、今後の経営や生き方に参考にしていきたいと思います。日創研グループ代表の田舞徳太郎氏は、現状満足・維持は衰退の現れであり、目まぐるしく変革する時代において、全従業員が知恵を出し合って希望ある未来に挑戦し続けていくことの大切さを、全国の1000名以上相集った私たち中小企業の経営者や経営幹部に強く訴えられました。
 ここで今回講演していただきました7人の講演者のお話で共感共鳴しましたお話や自省の言葉をお伝えします。
①人生は思った通りになる。目標を明確に
②会社は利益が無くとも潰れないが、キャッシュ(現金)が無くなった時潰れる。
③魚は頭から腐る。頭とは社長、社長から腐って会社は潰れる。
④経営の原点は人。会社の差は、人財の差
⑤責任転嫁は自己成長の自己否定である。
⑥自分以外全て師である。部下、後輩からも真摯に学ぶ謙虚さを持ち続ける。
⑦1円のこだわりを無くさない。
⑧目の前で起こることは必然である。逃げないで受け止めてやり抜く。
⑨高い従業員満足の条件は、言いたいことが言える明るい企業風土である。
⑩チャンスは貯金できない。タイミング イズ マネー。
⑪売上は元気の源、利益は自信、マーケットシェアはお客様の信頼の量。
⑫営業力あって生産能力が活きる。
⑬経営とは環境適応業であり、また未来環境予測変身業でもある。
⑭経営は原理原則、基本に徹し、初心に立ち戻ること。
⑮禍福は糾える縄の如し。
 「部下は上司を選べない。部下は3日にして上司を知り、上司は3年にして部下を知る、」という諫言を肝に銘じて、より一層風通しの良い明るく元気で楽しい会社づくりを皆さんとともに創りあげていきます。

3.ダイバーシティ経営とは
 他社との競争優位を構築するための経営戦略として、このダイバーシティ経営が注目されており、「多様な人材を活かし、その能力を最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営」のことです。正にわが社がこの経営を目指してKZ法の全社改善活動はじめ全従業員で仕事に取り組んでおり、今後の成長の鍵だと思います。
                          
4.今月の論語の言葉
 子曰わく、其の身正しければ 令せずして行われ、其の身正しからざれば 令すと雖も従わず。(子路 第十三)
ありがとうございます。高橋文夫拝