タカブン通信
2014年 年頭所信
皆さん 新年あけましておめでとうございます。昨年末29日の積雪もほぼ消え、穏やかな元日を、ご家族揃ってお元気で迎えられたこととお慶び申しあげます。2014年、午年の年頭に当たり、今年の経営方針「新社屋の建設と工場のショールーム化の実現」を、全社一丸となって取り組んでいくことを宣言し、皆さんのご協力とご支援をどうぞよろしくお願い申しあげます。
さて安倍晋三首相は、今年の抱負として、「2014年は午年。いろんな障害を跳躍して越え、わくわくしながら送れるような年にしたい」と述べています。我が社では、ここ数年来、柿内幸夫先生のご指導のもと、全社的改善活動(KZ法)に取り組んでいる結果、改善提案報告書件数の増加が業績に反映し、直近3ヵ年は増収増益となっています。そして昨年は、3次元マルチカットソー払い出しラインの延長工事をはじめ、住宅工場の集約と資材の台車搬入化、パレット自動打機の廃棄およびパレット部門の移設などを実施してきました。また昨秋、新社屋建設プロジェクトをスタートし、いよいよこの2月には、隣地に仮設事務所の設置を皮切りに、現事務所、資材倉庫の解体工事を実施し、3月基礎工事、そして6月末には、竣工の予定です。
この新社屋建設の目的は、① 全従業員さんが集う会議室兼憩いの場・食堂の設置と、構造図設計はじめ製作指示書作成CAD部門、営業部、事務管理部門の快適職場環境の整備、② 次世代省エネ断熱性能を有する2x6構造躯体の事務所を可能な限り自社で建設し、非住宅施設を対外的に提案・発信していくことにあります。このプロジェクトが無事成功するために、私も皆さんとともにワクワクドキドキしながら、積極的に関わっていきます。
またこの17日には、リーダーはじめ将来を担う皆さんとともに大阪・山田製作所様を工場見学し、ともに学んで、自社工場のショールーム化を目指してまいります。正に、柿内先生の改善テキスト「儲かるメーカー・改善の急所101項」の第95項にある、「工場を、モノづくりを見せる(魅せる)ショールームとして活かせ」の実現です。工場のショールーム化の利点は、多くの見学者により5Sが徹底でき、笑顔の挨拶を心掛け、一流の作業をしようとプロ意識が生まれます。工場を単にモノを造る場所ではなく、多くのお客様や工務店様、住宅販売会社様ばかりでなく、施主様にひと目で我が社のファンになっていただけるショールームにすることが目的です。また労災事故やミス、クレームが減少し、更に業績が向上することを確信しています。
我が社は、「安全と教育は、すべての業務に優先する」をスローガンに、知識・技術・技能の習得と人間力の向上を通して、個人と会社がともに成長発展し、全従業員さんの幸福とお客様や地域社会のお役に立って行くことを使命とします。今年も、経営ビジョンである「三方よし経営」を愚直に実践して、従業員満足度(ES)、お客様満足度(CS)地域No.1でオンリーワン企業の実現に挑戦してまいります。昨年以上に、明るく元気に、素晴らしい希望溢れる1年にしていきましょう。 感謝・感激・感動! 高橋文夫拝 忠恕