タカブン通信
感謝、そして努力の継続
2013年8月27日 社長通信204
1.はじめに
日本各地に集中豪雨をもたらした秋雨前線が南下して昨日から気温が下がり、急に凌ぎやすくなってきました。またウオーキング中も、名残の蝉の声から野草の中の虫の音に変わりつつあり、赤とんぼも乱舞しています。
しかし残暑もまたぶり返すようですので、油断して夏風邪を引かないように、体調管理に努めましょう。
2.シガウッド大変革物語第1章
先月から進めていました機械設備の増設工事はじめ工場レイアウトや資材の置き場変更等をほぼ終えることができました。現在、作業者の配置転換による教育指導はじめ、新しい作業職場環境でのより一層の生産性向上に取り組んでいただいているところです。
現段階では、生産方法の変更により作業場の混乱や、仕掛品の在庫増、出荷検査とラック収納の遅れ等、問題が発生しています。特に仕事の流れが滞って、仕掛品が増加しているボトルネックを解消することが重要です。
今後、9月11日の柿内先生のKZ法勉強会を目指して、今回の改革、変更の良かった点、問題点を検証して、新たな改善改革に取り組んでいきたいと思います。
またパレット部門では、今後営業担当の松本さんが、パレット製造の責任者として、持ち前のバイタリティと発想力を発揮していただくことを期待しています。
3.従業員さんの安全管理と健康管理
先日田舞塾のケースメソッド授業で、従業員さんの安全管理と健康管理について学びました。主に東海、関東、関西各地で大手企業の従業員さんの送迎バスを運営しているA会社の事例です。その会社の最重要課題は、安全運行管理体制の整備です。我が社でも、『安全と教育は、全ての業務に優先する』とスローガンを掲げて全社で取り組んでいますが、企業の社会的責任はますます高まっています。即ち、従業員さん、乗務員さんが日々心身ともに健康で、安全作業、安全運転を励行していただく職場環境を完備していくことが、企業の最大の責任であり、永続していく必要条件です。
A社は、乗務員さんの勤務時間管理と運行状況管理をデジタルタコメーターとドライブレコーダーを全車両に完備して、乗務員さんの安心と安全を維持し、お客様や地域社会の信頼と信用を築き上げています。また心臓と脳疾患を含めた健康診断も義務付けています。
今後、我が社においても営業トラックの安全運行管理体制を早急に整備して、安心して安全運転していただける環境にします。
また従業員さんのメンタルヘルスを推進していく上で、種々のストレスに強いか弱いかを確認して、今後の仕事の教育指導や適材適所に活用していきます。
4.イチロー選手偉業達成
ヤンキースのイチロー外野手(39歳)は、この21日のブルージェイス戦で、日米通算22年目で4000本安打を達成しました。以前鈴木一朗選手の小学6年生の時の作文『僕の夢』即ち一流のプロ野球選手になることを読んで感動したことを思い起こします。
今回の記録もシチロー選手は、あくまで謙虚に受け止めて、周りの人たちが創ってくれたのだと感謝の言葉を忘れません。また能力は、日々の感謝と努力の継続の結果なのですね。ありがとうございました。 高橋文夫拝