安全と教育は全ての業務に優先する

2012年6月27日 社長通信190

1.はじめに
 紫陽花が鮮やかに色付き、太平洋高気圧は徐々に強まり、南海上の梅雨前線を日本列島に押し上げてきました。しばらくは、鬱陶しい梅雨空や、蒸し暑さ、梅雨の晴れ間の真夏日、時には爽やかな日が繰り返され、本格的な夏を迎えます。
 大飯原発の再稼動が決定しましたが、今夏の節電目標15%を目指して、休み時間や不在時の電気は消灯し、省エネに取り組んでいきましょう。

2.第16期のスタートにあたって
 今期、次の3つの品質方針を掲げました。
① 全従業員の物心両面の幸福の実現
② 安全と教育は、すべての業務に優先する
③ お客様感動の実現
 この方針は、我が社にとって将来に渡って、変えてはならない根本理念でもあり、夢・ビジョンでもあります。即ち経営幹部が率先垂範実行し、全従業員さんの共通の価値観、仕事への考え方であり、将来の目指すべき目標です。
 またこの品質方針のもと策定しました各部門、部署、そして個人目標を実現するために、毎月の振返りとPDCAサイクルを確実の廻していきましょう。

3.錆びない生活術10箇条
 先日、ガン専門医で現在ナグモクリニック総院長である南雲吉則先生著の「実年齢より20歳若返る!生活術」を読み、衝撃を受けました。
 まず第1に、「スポーツは短命を招く!」私は、早朝5時からの1時間10kランニングと、年数回フルマラソンを走って心身ともに健康を謳歌しているつもりですが、妻や友人は、何故そんなに早死にをしたいのか?と、気にかけてくれます。「スポーツは命を縮める」は、医学的には当たり前の話で、動物が一生の間に打つ心臓の脈拍数はすべて20億回ということです。つまり心拍数の高まる激しいスポーツは、短命につながるのです。
 第2に、「1日1食」のすすめ・空腹が寿命を延ばす。因みに先生は、朝食も昼食もとらず、ゴボウ茶(私も始めました)だけを飲み、空腹を感じる夕方頃になって初めて食事を取る毎日です。1日1食がつらいなら、1汁1菜、腹六分目で十分。食事を残した事のない、早食い大食漢で美味しいバイキングが大好きという私は大ショックです。
 先生は現在56歳で、脳年齢38歳、骨年齢28歳、血管年齢はなんと26歳という人間ドックの調査結果です。還暦を前に毎朝のランニング後の体脂肪計で、体年齢48歳で自己満足していることが恥ずかしくなりました。
 先生は、当時62歳の父親の心筋梗塞や医師の祖父(当時52歳)の突然死を経験「死への恐怖」から、食事と生活習慣を一変することにより、この10年間で劇的に20歳の若返りを実現しました。老化とは、体が錆びる現象で、先生の説く「錆びない生活術10箇条」とは、
①夜10時~2時をコアに睡眠をとる
②腹6分目
③食材の丸ごと完食
④薄味・脂、塩、糖を控える
⑤野菜・果物は皮ごと食べる
⑥肉・コレステロールを控える
⑦ウオーキングで基礎代謝を上げ脂肪を消費する
⑧禁煙
⑨パートナーが心身を輝かせる
⑩地球環境、他の生物との共生が人類の健康の源であることを認識して、私たちの生き方を見直す
ことです。とにかく地球の再生と繁栄のために悔いのない人生を送ることが大切です。ありがとうございました。高橋文夫拝