タカブン通信
よい人間関係を築きましょう
2012年1月27日 社長通信185
1.はじめに
今冬も大寒から節分までの一番寒さが厳しい時期になっています。どうぞ交通事故のないように余裕のある通勤と、風邪をひくことなくリズム正しい生活習慣を心掛けましょう。
2.走り初め
この22日、岐阜・木曽三川マラソン大会で今年初めてのフルマラソンを走ってきました。ほぼ風邪から復調しての参加で、無理をしないで4時間を目標に、河川敷を4周する周回コースを楽しくとはいきませんでしたが、25km過ぎから3周目の極端なペースダウンを何とか凌いで、32kmから奇蹟的にもギアチェンジができ、不死鳥の如く(?)何人も抜き去り、何時になく爽快な気分を味わうことができました。
私にとって42.195kmの完走は、山あり谷あり、まさかの坂ある人生で、ネバーギブアップの大切さを実感する貴重な逆境体験です。年末には心身ともに健康で還暦を迎えたいものです。
3.よい人間関係を築くために
品質方針の1つに「全従業員の皆さんの物心両面の幸福の実現」を掲げて経営に邁進していますが、その幸福感を体現していくために、人生の大半を過ごす会社での人間関係がより良好になり、お互いが助け合い働き易い職場環境を創り上げていくことが大切です。
今月のNIKKEIプラス1に掲載された人間関係をよりよくする「何でもランキング」を改めてお伝えします。これは、インターネット調査の結果ですが、地道な努力の積み重ねで築いてきた信用信頼が、ちょっとした言動や思慮の浅さによって、信用信頼を失うこともあるのが人間関係やコミュニケーションの難しさです。
1位 「ありがとう」と「ごめんなさい」は必ず言う。
2位 笑顔で明るく挨拶をする。
3位 了解した約束は守る。実行できない約束はしない。
4位 嘘を言わない。ごまかさない。
5位 自分がされて嫌なことはしない。
6位 必要な情報はしっかり共有する。
7位 相手の立場になって考え対応する。
8位 話を聞くときは相手の顔を見る。
9位 本人のいないところで悪口や噂話をしない。
10位 親しき仲にも礼儀ありを徹底する。
この1つ1つが、よい人間関係を築いていくために大切で基本的な事柄です。皆さんも分かっていてもできないこともあると思いますが、働き易い楽しく活気のある職場を創っていくために、また明るい幸せな家庭を築いていくために、是非勇気を出して行動していきたいものです。そして会社や自宅のご近所付き合いも大事で、私は会社のゴミだしや通勤時には、積極的に挨拶をしていますが、皆さんはいかがですか?町内の皆さんとも明るい挨拶を交わしていきましょう。
4.日本電産・永守社長の経営
日本電産は、永守重信社長のもとM&A(合併・買収)と猛烈経営で世界有数のモーターメーカーに成長躍進しています。日経ビジネスの永守社長の経営教室から「企業の成長の第1歩は利益である。最初に利益を上げることこそ大事である。2~3%の利益率ではダメ。2ケタの利益を上げれば、次の設備や研究開発、ヒトへの投資が可能になり、それによって売上高を伸ばせる。コスト・利益への社員の意識を高め、目の前のムダを見逃さずにコスト削減しようとする人財を育てていくこと。利益が出れば、給料も上がる。」今年もKZ法を推進し、お客様のご要望に応え、正しい利益を創出し幸せを実現していきましょう。
ありがとうございまた。高橋文夫拝