株式会社シガウッド

２００９年１０月２７日　社長通信１５８

１．はじめに
　朝夕には金木犀の甘い香りが漂い、爽やかな秋晴れが続く中、朝晩と日中の気温差が大きくなり、懸念していた新型インフルエンザの患者も急増してきました。厚労省は、「都市部を中心に全般的に感染拡大が加速している」として警戒を強めており、滋賀県も２７日警報レベルが発令しました。社内においても感染防止のために、発熱や咳の症状で早期の診断を受け、罹患した場合は、休養を十分に取ってください。仕事に関してはお互いに協力し合い、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

２．人生・仕事の結果＝考え方Ｘ熱意Ｘ能力
　私が尊敬する師のお１人である稲盛和夫氏は、京セラ創業者で現名誉会長であり、１５年間学んでいる盛和塾の塾長です。先日の盛和塾滋賀の勉強会で、改めてこの人生・仕事の公式を勉強し、朝礼や営業会議でお伝えしましたが、再度座右の書の１冊である稲盛氏著「心を高める、経営を伸ばす」からこの公式を説明します。
　「能力とは、頭脳のみならず健康や運動神経も含みますが、多分に先天的なものです。しかし、熱意は、自分の意志で決められます。この能力と熱意は夫々０点から１００点まであり、それが積でかかると考えると、自分の能力に鼻をかけ努力を怠った人よりも、自分に頭抜けた能力がないと思って誰よりも情熱を燃やして努力した人の方が、はるかに素晴らしい結果を残すことができるのです。そして、考え方とは、人間として生きる姿勢であり、▲１００点から＋１００点まであります。つまり、世をすね、世を恨み、まともな生き様を否定するような生き方をすれば、マイナスがかかり、人生や仕事の結果は、能力や熱意があるだけ、大きなマイナスになります。素晴らしい考え方を持つか持たないかで、人生は大きく変わってくるのです。」
　また９８歳で活躍中の日野原重明聖路加国際病院理事長も、「若さの秘訣は、常に勇気を持って新しいことを始めることだ、」と言っています。人生は考え方次第で変えられるのです。いつも前向きに心の元気さを持ち続けましょう。
　ありがとうございます。高橋文夫拝