安全は徹底すること

2008年3月27日 社長通信139

1.はじめに
 まちなかの紅白の梅は、丁度満開で甘い香りを漂わせ、桜のつぼみもようやく膨らみ始めました。湖北の春ももうすぐそこまでやってきています。
 先日の四国道後温泉への慰安旅行は、谷口さんはじめ幹事さんのお陰で和やかで楽しい2日間でした。リフトやロープウエイで登る松山城は、眺望も良く桜が咲き始め、夏目漱石ゆかりの坊ちゃん温泉は、味わい深いものでした。また、復路のしまなみ海道・大三島の創建推古2年(594年)の日本総鎮守・大山祇ずみ神社では、樹齢2600年の御神木である楠に歴史と生命力を感じ、生口島いくちじまの西の日光と称される、耕三寺こうさんじでは、立派な、伽藍がらん建築と、耕三和上こうさんわじょうのご母堂への深い報恩、孝養心に触れ、感銘を受けました。今回の慰安旅行や会社の行事が、皆さんの明日の仕事への活力の一助になることを願っています。
 
2.業績向上について
今期もあと3ヶ月になりましたが、原油の高騰、円高、株安、資材・消費財の値上げ等私たちの取り巻く経済環境は、相変わらず厳しく予断を許さない状況です。4月から新年度に入るこの時期、営業は、既存のお客様への密着営業を通してお客様の更なる問題解決と期待に応えていくこと、そして将来性の見込める新規のお客様への積極的な提案営業を心掛けていきたいと思います。つまるところお客様の利益を創造することが自社の利益につながるのです。また各部署が仕事量に左右されることなく、品質向上に邁進するとともに、更なる1人当たりや時間当たりの生産性向上と固定費削減に取り組み、木材や合板、副資材等値上げによる変動費上昇を極力抑えるためにお取引様と粘り強い交渉や、端材やハネ材の活用を進めることによって変動費削減を実践していきたいと思います。

3.安全大会について
 HPのシガウッド通信にも掲載していただきましたが、15日午後、全従業員さん対象の安全大会が、松田さんの進行のもと開催されました。今回は、各職場の作業状況を写真に撮って、危険箇所や問題点の発見と改善策を部署間交えてグループディスカッションしました。その過程で多くの気付きやヒントが得られたと思います。また、安全意識の高揚を図り有言実行を心掛けていく目的で、全員が1人1人力強く安全宣言を発表し合い確認したことはとてもよかったと思います。
 大会直後は、早速各職場単位で、資材や工具、不要パレット等の整理や置き場の見直し、作業場の床周りの整理整頓清掃を実施しました。今後安全大会や月次の安全パトロールが真に安心で安全な職場環境づくりに寄与していけるように、私も率先垂範して安全衛生活動に取り組んでいきます。労働災害ゼロ達成は、妥協を許さず徹底することです。まずは構内の釘や木屑を拾って拾い続けましょう。
   ありがとうございました。高橋文夫拝