タカブン通信
ホーレンソー確認の徹底
2006年4月27日 社長通信116
1.はじめに
1市2町合併の新長浜市誕生を記念して盛大に開催された秀吉ゆかりの長浜曳山祭りも過ぎ、まだ花冷えのする日がありますが、事務所玄関先の美しいパンジーやチューリップの花が、お客様を笑顔で出迎えてくれます。
さて先日の日曜日の朝、近くの中学校のグランドに面した道路をジョギングしていた時のことです。練習中の野球部の生徒たちが、走っている私に向かって、「おはようございます、」とグランドの中から元気よく挨拶してくれるではありませんか。道路で出会う生徒さん、特に運動部員の人とは、自然と挨拶を交わしますが、今回は、少々ビックリすると同時にとても嬉しい気持ちで一杯になりました。家庭や学校教育でのいろいろな問題が露呈する中、彼らがこれからも厳しい練習に耐えて、大きな目標に向かって素直に成長していって欲しいと切に願います。そして私たちが、社会人や親として、きちんと挨拶ができて子どもたちに恥ずかしくない言動をしているか、日々反省していきたいと思います。
2.業務状況について
まず住宅部門は、現状の課題として図面到着の遅れや、天候不順による住宅基礎工事の遅れ、急な建方日程の変更等が、製造部の日々の生産計画に影響しており、今後より一層、各営業担当の受注物件の確実なフォローとタイムリーなホーレンソーを確実にして、各部署でのムダ、ムラ、ムリを排除していきます。5月は、ゴールデンウィークがありますが、事前の確認作業を徹底していきましょう。
またパレット部門は、今後内部付加価値額の増大を目標に、新規開拓も含め、きめ細かい営業活動を実績につなげていきます。また緊急物件については、お客様のご要望に可能な限りお応えしていけるように、担当者間で納期調整を図り、機会損失のないようにしていきます。
3.2005年度品質目標の見直しについて
2005年度第9期も後2ヶ月を残すところとなり、全部署でまず今年度の各部・各担当の年間品質目標のPDCAサイクルの「C」チェックをして、来期に向けての「A」アクションのための課題を検討しています。また来月19日のISO9001のサーベイランスを控え、我が社の経営方針である「お客様第一の精神で、お客様のお役に立つために、常にお客様の立場に立って物事を考え、お客様が真に満足し喜んでいただける商品やサービスを提供し続けること、そしてその実現のために各組織部門が定められた基準の製品を市場の要請に応じて、弾力的に安全に効率よく生産する、」ことを全員が再確認して見直していただきたいと考えます。そして、節目となる来期第10期には、全員の皆さんが共感できる我が社の長期ビジョンを創り上げていきますので、ともに研鑽を積んでいきましょう。 ありがとうございました。
高橋文夫拝