タカブン通信
感謝
2005年12月27日 社長通信112
1.はじめに
暖冬予報に反して、師走寒波が波状攻撃のように日本列島に襲来し、私たちの仕事にもいろいろと影響を及ぼしています。早朝の除雪から厳寒の中での作業、建築現場の確認フォローから納品等、皆さんに多大な負担をかけていますが、お客様にご迷惑を掛けないよう積極的に協働作業に徹して頂き、本当にありがとうございます。
毎週末早朝の役員会議においては、諸経営課題の協議をしていますが、早速製造・営業活動に必要な防寒着等を用意させて頂きます。また、車道の駐車場前に防犯灯を設置して、夜間の安全に努めます。北側の駐車場への通路の補修工事も早急に実施します。今後、より一層皆さんにとって働き易い働き甲斐のある、更に仕事が面白い、仕事に夢中になれる会社創りに、役員一同が率先垂範、行動していきますので、率直なご意見をお寄せ下さい。
2.業績について
前期から半年間ごとの業績推移をみると、住宅部門は、2x4住宅パネル加工の受注と生産のバランスが徐徐にとれてきて増収となり、パレットは、内製の効率化とともに、南洋材丸太からの一貫生産の受注増、および合板加工、鉄・樹脂パレットの外注品の増収により、堅調であります。
しかし、原油高や為替の円安基調、景気回復機運によるインフレムード等による木材や副資材の値上がり、値戻しが懸念されます。その他多くの経営課題を重要度、緊急度を明確に把握分析して、優先順位を決めて着実に1つ1つ解決していき、より強くていい会社を目指していきます。
3.理念と経営・経営者の会について
過日、「理念と経営・経営者の会」の発会式が開催されました。この会は、我が社の社外研修の中核として導入しています日創研の田舞徳太郎代表が中心に設立され、日本型経営の強みや人間主役の経営を啓蒙し、それらを最大限に経営に生かして、社会に貢献し、尊敬される経営を志す経営者の集いとして、月刊誌「理念と経営」などを通して相互研鑽する目的です。
今後、地域の経営者の皆さんとともに学び合う同志の輪を拡げて、素晴らしい誇りうる地域社会を創っていきたいと思います。社内でも時機を見て、教育研修に活用していきます。創刊号の木野親之会長・谷井昭雄松下電器特別顧問対談より、「松下創業者(幸之助翁)も『うまくいったら、運がよかったと思え。うまくいかなかったら、自分が悪いと思え。』と、よく言っておりました。きわめて自分に厳しい人でしたね。ピーター・ドラッカーは、『1人の力で事業が成功することは絶対にない。1人の力が他人の協力を得る時、初めて事業は成功する。そして協力を得られるのは鋭さではなく人格の力である。』と言っています。」
1年間ありがとうございました。 高橋文夫拝