タカブン通信
成長3原則 最善観を持つ
2005年2月25日 社長通信102
1.はじめに
日増しに日の出が早まり、長浜をはじめ各地の盆梅展の梅香も今が旬で、寒の戻りを繰り返しながら春めいてきます。こんななぞなぞを聴かれたことはありませんか?
「氷が融けたら何になりますか?」
「‥‥‥‥」
今年は、昨年夏の猛暑の影響で、スギ・ヒノキ花粉の飛散が昨年の何千倍にもなると予想されています。皆さんのなかにも今から憂鬱な思いをしている人もあると思いますが、初期治療・対策をして元気で乗り切ってください。
2.業績アップについて
業績アップに関して、名古屋研修受講中の高橋紀俊主任や業績アップ委員会の児玉委員長、各部署の担当の皆さんを中心に、全部署、全員が今まで以上に意識を持って取り組んでいきましょう。 営業方針の根本は、お客様満足の追求にあり、お客様の期待を超える製品やサービス、情報を提供することにより、お客様との相互信頼関係を確固たるものにして、お客様や地域に必要とされる存在価値のある会社を築き上げることです。そのためにもお客様の利益(便益)のもとに、自社の利益を確実に積み上げていきます。
3.電気代節約について
中嶋綜合経営コンサルタントグループの元気つうしんやる気一番!の今月号にも、固定費の電気代節約術が掲載されています。家庭で使われている電力消費量の約1割は、待機電力即ち、電気製品を使っていないのにコンセントを挿しているだけで消費されてしまっている電力によるものと言われています。例えば、リモコン動作で常時時計表示のあるミニコンポを、1年間コンセントに挿しっぱなしにしておくと約1000円の待機電力がかかります。さて、我が社の今期の電気代は、月平均59万円(内訳:工場・52万円、事務所・エアコン代1.3万円を含み7万円)ですが、パソコン、コピーFAX、給湯・冷水機、暖房便座等待機電力の節電効果のあるものが多く見られます。今後、みんなで知恵を出し合い、電気のムダをなくして、また二酸化炭素削減に寄与して、地球温暖化防止に貢献していきたいものです。
4.生き方について
日経インテレッセに、皆さんもご存知の西村知美さんの言葉がありました。「特技を身に着けて、自信のない自分にさよならしたかったから」と上級救命技能認定・タイ古式マッサージ等10種類以上の資格を持つ努力家。「幸せはいつも自分の心が決める」(相田みつを)の言葉が好き。「落ち込んだ時も、体が痛い所はない、家はある:と、小さな幸せを集めてみると結構大きな幸せになりますよ」。西村さんが仕事にも勉強にも遊びにも、常に全力投球なのは、生きることにとても真剣だからなのです。また、森信三先生の言葉に「最善観」があります。即ち、わが身の上に起こる事柄は、その全てが、自分にとって絶対必要必然であるとともに、自分を成長させるために最善であるということ。さらに幸、不幸は、表裏一体なのです。来月は、この「最善観」について深く考えたいと思います。
ありがとうございました。高橋文夫拝