2×4住宅
滋賀県産材「びわ湖材」
国産材の活用推進と製品開発
シガウッドでは、地域住宅グリーン化事業の取り組みとして、2015年より国産材を積極的に採用・活用しています。
2019年には、滋賀県が実施している「平成30年度森の資源研究開発事業」の採択を受けて、
ツーバイフォー工法用縦継ぎ材(フィンガージョイント材)を開発・商品化しました。
開発商品
最も利用量の多い製材サイズである204材(38×89mm)を商品化しました。
国産の杉はSPF材に比べ湿気に強いなど、日本の風土にあった特徴を持っています。
商品名
枠組壁工法構造用縦継材(JAS認証適合)
寸法
38×89×L2336、L2636~L4270
樹種
杉・甲種2級
びわ湖材とは?
合法性が確認できる滋賀県内の森林から伐採された原木と、その原木を滋賀県内および認定された県外の工場で加工した製材品等の木材を言います。
シガウッドは滋賀県の「びわ湖材産地証明制度要綱」に基づき、「びわ湖材産地証明」の認証をうけています。
なぜ、びわ湖材を使うのか?
滋賀県といえば日本最大の面積を誇るびわ湖があります。
豊かな水を育む背景には県土の50%を占める森林が大きく関わっています。
びわ湖を四方に囲む山々に降る雨が森林の土壌に蓄えられ、河川となり、やがてはびわ湖にたどり着きます。
その森林は林業の低迷で労働力や費用が十分に確保できない状況で、間伐などの手入れが行き届いていないのが現状です。
人工林は木を間引きする間伐を行わないと、暗い森になり木は細く、根も発達しません。
また下草が生えないことで土壌が失われ、土砂崩れが起きやすくなります。
ツーバイフォー工法の建物をびわ湖材で建てることで、そんな状況を少しでも変えたいと願っています。