優秀フレーマー賞を頂戴して

シガウッド施工課の松田です。
この度、大変ありがたいことに日本ツーバイフォー建築協会【優秀フレーマー賞】を受賞させていただきました。
推薦してくださった会社様、ともに働く仲間や、関係者の協力があっての受賞だと思います。
ありがとうございました。

優秀なフレーミングとは何かを考えると、品質やスピード、安全、教育する能力などいろんな要素があると思いますが、一番はお客様に喜んでいただけたかどうかだと思います。
そういった意味でいくと、優秀フレーマーはお客様に喜んでいただけるフレーマーという解釈になりました。

さて今回、東京の永田町にあるホテルの、優秀フレーマー賞の授賞式の会場にて、約100名のツーバイフォー建築協会の皆さまが集まる中、壇上に呼ばれ、会長から賞状とお祝いの言葉をいただきました。
改めて今回いただいた賞の、偉大さや権威を感じ、フレーミングの責任の重大さも実感しました。

優秀なフレーミングの話に戻りますが、お客様に喜んでいただけるフレーマーは、どんな仕事をするかを考えてみました。
お客様とはだれか、フレーマーのお客様は、工務店やメーカーさんの監督、又は様々な機関の検査員、次工程の造作大工さん、外壁工事の業者さん、施主さんやオーナーさんなど、たくさんのお客様がおられます。
このたくさんのお客様に喜んでいただき、信頼され、継続してお仕事をさせていただくのが、優秀フレーマーの仕事だと解釈しました。

 

さあ後は、このたくさんのお客様に喜んでいただくだけですが、これがなかなか大変です。
現場条件、基礎の精度、パネルや製材の精度、工期、人員(人工)、足場の具合など様々な制約の中で、お客様から求められる品質とのバランスを取りつつ、しっかり納めていく仕事だと思っております。
しっかり納められるかで、優秀なフレーマーかそうでないかが決まると思います。

私がフレーミングの仕事で一番大切にしていることは、挨拶です。
色々書きましたが、結局フレーマーも人、お客様も人、検査員も人です。
人と人の関係性が大事で、その根本は挨拶です。
挨拶の大切さを改めて感じております。

シガウッドに入社してフレーミングを学んで20年、棟梁として10年になります。
始めは一人でやってましたが、仲間も増えて、チームになって言葉や文化の違う人ともフレーミングをやるようになり、楽しさ、苦しさ、難しさをともに味わえるようになってきたと思っております。

相手にいろんなことを教えたり、自分自身も勉強したり、また造作工事の仕事を習得することによって、フレーミングの納まりの理解が深まったり、相手にうまく伝わらない時の対処法を考えたり、雨の日の対処、風が強い日の対処、狭小地でのレッカー作業、保護具、安全ネット、フルハーネス墜落防止等の安全に関する活動など、全部ひっくるめてフレーミングだと思います。

今回、授賞式でいろんな方と出会いお話させていただきました。
一緒に受賞された方とお話させていただき、広島のフレーマーさん、関東のフレーマーさん、苦労されている事、難しい事、厳しい事など共有出来て良かったと思います。

いろんな事を書きましたが,優秀フレーマーに恥じない現場作業を心がけたいと思います。
ありがとうございました。

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