スタッフブログ
- 2×4住宅
建方や造作で使う工具を紹介いたします
こんにちは 施工部の松田です。
寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回のブログは、私たちが建方や造作の工事で使っております工具や、道具の紹介をしたいと思います。
工具の名称は正式名ではなくて普段呼んでいる言い方で書いていますので、間違っていたらご容赦ください。
こちらはコンプレッサーです。
建方と造作の両方で使います。
エアーを高圧まで溜めてガンなどのエアー工具へ供給します。
建方は何台もガンを使うので2台連結して使用します。
ものすごく電気を使うので一つのコンセントから引っ張って2台回すとすぐブレーカーが落ちます。
こちらは主に建方工事に使うガンです。
左から
・MAX65のガン
壁合板や床合板、野地合板を打つのに使います50ミリと65ミリの釘を入れて使います。
・MAX90のガン
一番使うガンです。
壁パネルの下枠や頭つなぎ、縦の柱を打つときに使います。
また床や天井の釘締、小屋組みなど建て方のメインで使用します。
75ミリと90ミリの釘を入れて使います。
・MAX金物のガン
金物を打つのに使います。
土台から床、屋根まで金物はほとんどこのガンで打ちます。
金物用の40ミリと65ミリの釘を入れて使います。
こちらは造作工事に使うガンです。
左から
・フロアガン
フローリングの板を施工するのに使います。
釘は肩幅が4ミリで長さが30~40ミリのタッカー釘を使います。
壁のキワキワを打てるように先端の上が平らになっています。
・ターボドライバ
プラスターボードの施工に使います。
ネジくぎをエアーの力で回転させながら、ボードにねじ込んでいくガンです。
すごく繊細なガンで注油や清掃などのメンテナンスを怠ると、調子が悪くなります。
・ピンネイラ
巾木やケーシングなどの化粧材を施工するのに使います。
ピンネイルという釘頭がすごく小さい釘を使うので、
打った場所が目立たないようにできます。
固定する力は弱いので接着剤を併用します。
・フィニッシュネイラ
造作工事で何かと使う万能なガンです。
様々な用途に使います。
釘はフィニッシュネイルという、ピンネイルほどではないですが釘頭の小さい釘です。
打った場所は目立つので化粧材の施工には使えませんが、目立たない場所や下地の施工に便利です。
特殊な加工をする工具です。
造作の様々な作業用に、特化した専門性のある工具です。
使用頻度は高くないですが無いと、必要な仕事ができないので、ここぞという場面で活躍する工具です。
切断工具 インパクトです。
建方工事にも造作工事にも使います。使用頻度の高い工具類です。
マルノコが2台あるのは、充電式とコード式でより精度を求められる作業は、コード式で行います。
さらに化粧材や作り付け家具を作る時は、新しい刃に変えて作業を行います。
手道具 定規類です。
・手ノコ
3本あるのはボード用、荒切陽、仕上げ用8寸目と用途によって使い分けます。
・カンナ
こちらも合板フロア用と化粧材用で使い分けます。
・その他
ノミ、ヤスリ、定規など様々な加工に使います。
右下の方にあるゴムハンマーが意外とよく使います。
以上、簡単ではありますが、建方工事と造作工事で使用する工具の紹介でした。
ここにはのっていませんが、このほかにも、もちろんハンマー・バール・スケール・フルハーネスなどの基本工具。
建方の精度を出す、下げ振りや水糸、造作で精度を出すレーザーなんかもあります。
このあたりもまた機会があれば紹介させていただければと思います。
仕事は人間がしますが、こういった工具の力を借りて、より正確に安全にきれいに早く、建方や造作の工事が進められるように努めております。
ツーバイフォー工法は在来工法に比べて、熟練の技術が無くても建てる事ができると言われることがありますが、工場で精密に製作したパネルを建築現場で組み立てる時に、より正確な水平、より正確な直線、より正確な直角、ツラ合わせになるように日々試行錯誤して品質向上を目指しております。
また造作工事においてはツーバイフォー工法は構造躯体がそのままボード下地となる箇所が多いので、躯体の精度のバラツキや誤差がある箇所を理解したうえで施工することで、より精度の高い仕上がりになるように努めております。
精度の高いツーバイフォー工法とそこで活躍してくれている工具の紹介ブログでした。
ありがとうございました。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
株式会社シガウッド
〒526-0834
滋賀県長浜市大辰巳町151
︎0749-62-1517
Instagram：https://www.
Facebook：https://www.facebook.
Twitter ：https://twitter.com/shigawood
