機械も人も集約化

いつもシガウッドブログをご覧いただきましてありがとうございます。

前回掲載しました
「なぜ木造で「 工場 」を建てると決めたのか」
「期待以上の快適木造工場」の続きとなります。

◎株式会社工和製作所様はプレス用金型の設計・製造、プレス加工、組立、出荷に至るまで、自社一貫体制で行っておられ電車の窓枠などを主に生産されています。
日本一小回りのきく金型屋さんです。


新工場を木造で建設され、使ってみて約一年、色々とお話を伺ったことなどを紹介しています。

集約化

株式会社工和製作所様は元々3つの工場(部品工場2つ+本社)に分かれていたのを、1つに集約されました。
集約化することで様々な良いことが起きたとおっしゃいました。

今まで工場が別々だったこともあり、機械操作できる人員が休みになると必然的に機械も稼働しない・・

仕事が減ると人が各工場で余る・・

ということが起こっていたそうなのですが、集約化することで機械が遊ぶことなく、あいている人が動かしてくれる。

ちょっとしたの物を

運ぶ
動かす
支える

お互いに助け合いやすい環境に変化。
一人が二役できるので人の配置が楽になり
工場内の視線を遮るものがないので目が届くようになり
周囲の方の動きが把握しやすくなったそうです。



人数やシフトだけでなく集約化することで

・各工場に置いていた車を無しに
・2台あったトラックを1台に
・リフトの数も減らした

これらの取り組みはSDGSにつながります。
経費的にも楽になったとおっしゃっていました。
また、移動が減ったのでガソリンなどの使用量も減り、環境にも貢献できたと思います。

木造2×4でお得

木造だと減価償却費がお得なのを知っていますか?

鉄骨は31年、木造は15年での減価償却です。
宮崎社長は、木造にしたことで「ランニングコストの差はかなり出てくるんじゃないかと思っている」とおっしゃいます。

昨年の木造倉庫の冷暖房の稼働時間はかなり短縮されました。
これから冷暖房の稼働時間が短くなるとランニングコストの削減が期待できます。

ツーバイフォー工法は特別な防火対策をしていなくても構造的に耐火性、耐震性が高いと言われています。
なのでツーバイフォー工法で建てた場合「省令準耐火構造」と認定されることが多く、その場合T構造として火災保険や地震保険が抑えられます。

最後に
工和製作所様の木造工場建設に携わらせていただき感謝しております。
この木造工場は
・環境にやさしい
・低コスト
・快適性抜群!
・働く方々にやさしい

ただ冷やす、暖めるだけなら冷暖房をガンガンに強くすればいいですがそれだとカーボンニュートラルに逆行してしているのではないでしょうか?
DE㊍RUならエコと快適性の両立ができる

過酷な環境で一生懸命日々働いておられる方々のお手伝いができるのではないか?
と工和製作所様の工場を通して感じました。

快適な環境で地球にやさしく最高の物つくり環境を色々な方に提供できたらと思います。

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