安全最優先、そして品質、業績

2017年6月27日 社長通信250

1.はじめに
 1年で昼が1番長い夏至を過ぎても空梅雨が続いてきましたが、いよいよ梅雨らしい天候になってきました。お陰様で念願の製品倉庫が無事竣工し、今後の突然のゲリラ豪雨にも慌てず、安全で製品の品質を保持して、よい状態で配送と建方施工を完了し、より一層お客様にご満足を提供していきましょう。

2.第21期品質方針、品質目標
 私は、今後10年をシガウッドの第3創業期と位置づけていますが、この21日より第21期がスタートしました。来月1日には、第21期経営方針、目標発表大会を開催し、皆さんお一人お一人の達成すべき個人目標を元気に発表していただきます。 
【第21期品質方針】
株式会社シガウッドは、常に安全最優先で会社のショールーム化を実現し、最高品質とサービスを提供し、生産性向上と業績目標を達成します。
【第21期品質目標】
①労働災害ゼロの職場づくり
②最高品質とサービスの提供
③生産性向上と業績目標の達成
 来期に事業継承すべく私の社長としての締めとなる個人目標は、安全最優先でまず労災ゼロ500日を達成し、業界で他社にはない最高の品質を確立し、全体最適を徹して業績目標を達成し、全従業員さんは勿論、関わる人全てが幸せになることです。何時でも何処でも誰でも自然にSHIENを交換し合うことのできる風通しの良い人間関係づくりをしていきます。

3.幸せへの道しるべ
 私にとって経営と人生の大切な師である日本創造教育研究所の創業者で現在も72歳で現役代表である田舞徳太郎氏とのご縁をいただいて、もう33年になります。今こうして自分自身とシガウッドが存在するのも、田舞氏のお陰であると言っても過言ではありません。またこの時期、田舞氏からの学びの大きな一つである師著『幸せの心理学』を改めて学ぶのも、もう25年になります。 
 著書のまえがきを記します。「私自身の体験から言えることは、人間はどんな逆境からでも幸せな人生を勝ち取ることができるということです。………その幸せは、ほんの少し『心の持ち方』を変えるだけで、だれでも手にすることができるものなのです。」
 そしてより幸せに生きていくためには、より良い人間関係を周りの人たちと一緒に築いていくことです。また一度しかない人生を幸せに生きるためには、自分の能力や価値に気づいて、その能力の発揮を妨げている要因を取り除いて、自らの可能性に向けて自律的に生きていくことだと熱く説かれます。

4.今月の論語の言葉
 子曰わく、道に聴きて塗(みち)に説くは、徳を之れ棄(す)つるなり。(陽貨第十七)
 先師が言われた。「道端で良いことを聴いて、さっそくその聞きかじりを途中で話すのは、徳を棄てるようなものだ」
 感動した話やいいと感じたことを、十分に理解せず、また実際にやってもいないのに、すぐ朝礼や会議で話すことは、かえって徳を棄てるようなもので、相手にも自分自身にも為にならないものです。常に自戒して言動には気を付けていきます。
感謝! 高橋文夫拝 忠恕