タカブン通信
幸せとは、丈夫で長生き
2015年9月25日 社長通信229
1.はじめに
「沈む 今日という過去。
やってくる 明日という未来」
『北風のひとりごと』北星次郎作
夏の猛暑がうそのように、秋の気配が漂いはじめ、沈む夕日も大分早まってきました。今年も残すところ3ヶ月あまり、明るく元気で、心身ともに健康な一日一日を大切に過ごしていきたいものです。
2.全国労働安全週間に向けて
10月1日から7日まで、全国労働安全週間が始まります。今年度のスローガンは、「職場発! 心と体の健康チェック はじまる 広がる 健康職場」です。
今月5日には、滋賀県健康づくり財団から草野先生をお招きし、健康づくり講習会を開催しました。先生は、「幸せとは、丈夫で長生き」のことをいい、自分自身や家族の健康は、自分たちで守ることの大切さを説かれました。是非家族や周りの人に迷惑をかけないで、自立した生活が送れる健康長寿を目指していきましょう。
講習会の資料から、がんを防ぐための12か条を改めてお伝えします。
1.たばこを吸わない
2.他人のたばこの煙はできるだけ避ける
3.お酒はほどほどに
4.バランスのとれた食生活に
5.塩辛い食品は控えめに
6.野菜や果物は豊富に
7.適度な運動を
8.適切な体重維持を
9.ウイルスや細菌の感染予防と治療
10.定期的ながん検診を
11.身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
12.正しいがん情報でがんを知ることからはじめる
生涯でがんに罹患する確率は、男性60%、女性45%で、2人に1人ががんにかかり、3人に1人はがんで死亡しています。しかし、がんは、医療と診断技術、予防医学の進化で、不治の病ではなくなってきています。早期発見、早期治療で現在約90%の生存率を更に高めるとともに、生活習慣の見直しから、何よりも大切な自己免疫機能を高めていきましょう。
3.第15回KZ法勉強会より
この18日、柿内幸夫先生のご指導のもと、2011年2月以来15回目の全社改善活動・KZ法の勉強会を開催しました。 皆さんの努力と協力のお陰で、2011年1月にスタートしました勉強会も着実に定着し、動作経済の4原則即ち、①距離を短くする、②両手を同時に使う、③動作の数を減らす、④楽にする、を日々心掛け、また7つのムダ即ち、①造りすぎのムダ、②手待ちのムダ、③運搬のムダ、④加工そのもののムダ、⑤在庫のムダ、⑥動作のムダ、⑦不良を造るムダを、改善改革活動を通して、排除するように努めてきました。今回先生から皆さんの明るい挨拶と笑顔に対してお褒めの言葉をいただきました。今後の課題は、①生産性向上30%の達成、②真面目な雑談の勧め、③パレット工場の表示方法を全社で真似てショールーム化の実現、④生産計画の精度を上げるなどです。是非、果敢にチャレンジしてまいりましょう。ありがとうございます。高橋文夫拝