タカブン通信
感謝!そして新たな出発
2014年11月27日 社長通信219
1.はじめに
11月霜月も下旬、ケヤキ並木が鮮やかに色づき、庭先の山茶花(さざんか)や寒椿が目を和ませ、彦根城の可憐な二季咲き桜も満開になってきました。また朝晩急に冷え込み、里に雪が舞うのも間近です。
これから慌しい年末になりますが、生活習慣のリズムを崩さないで、体調管理に努めてまいりましょう。
2.新社屋オープン
先月31日、皆さんとともに新社屋のテープカットとランチ祝賀会を感謝の気持ちを込めてさせていただきました。
そして13日には、新社屋の省エネ技術のご指導いただきました金子建築工業の金子社長や資材倉庫の材光工務店の伊藤会長はじめ多くの関係者のご臨席を賜り、お陰様で無事竣工披露・祝賀会を開催することが出来ました。
当日祝賀会でご来賓の皆様にご挨拶しました内容を改めてお伝え致します。
「弊社の前身である協業組合シガウッドが昭和46年に大辰巳町で創業し、地元のヤンマーディーゼル様やトヨタ自動車様の国内および輸出梱包業務や木製パレット製造、また原木から一貫生産の南洋材のアピトンタルキ・サンギなどの建築製材を主に成長発展してきました。その後平成8年には、新規事業として耐震性能の高い2×4住宅工法のパネル加工事業をスタートし、翌平成9年6月、新たに現在の株式会社シガウッドを設立しました。今期で18期目を迎え、滋賀県を中心に、東海3県、京阪神、北陸を営業エリアに、大手住宅販売会社様や地域ビルダー様、工務店様、建材商社様はじめ多くの関係各位の皆様のご指導とご支援を得て、月産出荷坪数約2000~2500坪と業界でも有数の2X4パネルメーカーに成長発展させていただいています。
またパレット事業については、住宅資材の不適材の有効活用を目的とした木製パレット製造を推進し、更にお客様のご要望に応えて、鉄製サポーターや樹脂製パレット等も積極的に販売しています。
現在、正社員、パート社員はじめ派遣社員、中国・ベトナム実習生の総勢70名で事業展開していますが、ここ数年前より業務量の増大と新入社員の増加により、事務所での作業環境が悪化し手狭になっていました。また全従業員が相集い寛げる休憩所や食堂、会議や教育の場がありませんでした。その状況の中、平成23年より全社改善活動(KZ法)に積極的に取り組むようになり、平成24年4月に新社屋建設構想を掲げ、建設プロジェクトチームを立ち上げて検討を重ねてまいりました。そして我が国でも先進的なゼロエネルギー化木造住宅を推進しておられます恵那市の金子建築工業様の技術指導とご支援をいただき、省エネ最新技術を駆使した新社屋建設となった訳です。
即ち次世代省エネ基準を超える2x4構造躯体の社屋を協力大工様ほか関係業者のご支援を得て、可能な限り自分たちの手と汗と知恵で建設し、この建設のノウハウを習得して、今後の市場拡大が見込まれる非住宅木造施設のモデルとして積極的に情報発信していきたいと考えています。更に従業員の心身ともに健康的な職場環境を創り出すために、FFCテクノロジーを駆使した免疫処理加工技術を内装建材施工に全面的に採用して、美味しい空気を吸える社屋を実現し、さらに生命を育むFFCウォーターを導入しています。
この竣工を契機に、全社のショールーム化と三方よし経営の実現を目指して全社一丸となって社業に誠心誠意取り組んでまいります。」ひと時も感謝の気持ちを忘れずに、謙虚に精進して成長して参りましょう。ありがとうございます。高橋文夫拝