使命感

2011年3月25日 社長通信175

1.はじめに
 3月11日午後2時46分に発生しました東日本大震災および福島第一原子力発電所事故に被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
 「私たちは、16年前阪神淡路大震災の時に生まれました。今東日本大震災の多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみで一杯です。被災地では全ての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。人は、仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。私たちが今できること、それはこの大会で精一杯元気を出して戦うことです。『がんばろう!日本』。生かされている命に感謝し、全身全霊、正々堂々とプレーすることを誓います。」
 この23日から開幕した第83回選抜高校野球大会で、立派に選手宣誓を行った岡山・創志学園の野山慎介主将の言葉です。
 私たちは、この力強く心を揺さぶる一言一言に相呼応して、前向きに役割と使命を果たしていかなければなりません。そして西日本・中部の皆さんとともに、日本を支えていくのだという気概を持ち続けて、日本の復興に微力ながら貢献していきましょう。

2.全社改善活動(KZ法)について
 全社改善活動も2ヶ月を経過し、床グループを中心に5Sが徐々に定着してきました。今後各部署が具体的に改善改革にトライし、チャレンジしていきます。
 また、『7つのムダ』即ち
①つくり過ぎのムダ
②手待ちのムダ
③運搬のムダ
④加工そのもののムダ
⑤在庫のムダ
⑥動作のムダ
⑦不良をつくるムダ
を記載した掲示板を各職場に掲げていただきましたので、全従業員さんが暗記する位、仕事に徹底的に落とし込んでいきます。
 更に各部署の人時(にんじ)生産性、即ち従業員1人の時間当たり粗利益額や生産量の現状を分析し、仕事の内容や方法、役割分担などの見直しを実施して、生産性向上を図っていきます。

3.新入社員を迎えるにあたって
 この4月1日から7名の将来有望な新入社員さんを迎えます。入社後は、担当のリーダーや幹部を中心に、個々の新入社員教育計画書に従い、指導していただきます。皆さん方もどうぞ温かく迎えていただき、より明るく活力のある会社を創っていきましょう。 ありがとうございました。高橋文夫拝