タカブン通信
感謝!1年間ありがとうございました。
2008年12月26日 社長通信148
1.はじめに
『変』に象徴される平成20年も1週間をきり、年末寒波で随分冷え込んできました。今年は、新年当初から大きな不良債権を抱え心配しましたが、不景気風に反して、皆さんの一致団結した協力体制のお陰で、多くのお客様のご要望に応えて、よい成果を出すことができました。来年は、「ピンチはチャンス」の言葉のように、新年から明るい希望を持って果敢に挑戦していきたいと考えます。
2.業績について
最近の世界同時不況が進行する中、業績の落ち込みのない会社が限られており、特に自動車や液晶TV等輸出産業の大幅な減産や消費マインドの減退の影響で、物流量が年末に係らず少なく、パレットや梱包資材の受注が減っています。例年1~2月は受注が落ちますので、現在客の維持と従来のエリア外の新規営業活動に全力投入し、更に今期前半の検証と後半6ヶ月の売上目標必達を目指していきます。
2x4住宅パネルに関しては、種々のアパート物件の受注も含めて来年1月までは、仕事量を確保していますが、今後の営業活動の大きなポイントは、2月以降の各社の動向、方針の把握、社内共有化にあります。
政府もこの景気減退を早期に打開するために過去最大規模の住宅ローン減税をはじめとする2009年度の税制改正が実施される見込みです。また高耐震性を有する2x4住宅の地震保険が50%減額される予定であることも、新築2x4住宅の着工数が増加する要因になると期待しています。
先日ある信用調査会社から当社の強みの問い合わせがありました。即座に『①人財育成力、②組織の結束力、③営業対応力、④ローコスト生産管理力、⑤財務力(高企業体力、低固定長期適合率等)』とお答えしました。今後、企業体力があり良い社風で正しい会社しか存在していけない時代、皆さんとともにお客様や社会からより一層選ばれ、喜ばれる会社づくりに邁進していきたいと思います。
3.指導者の一念
現パナソニックの創業者である松下幸之助翁の経営理念・哲学の伝承者で、私の尊敬する師のお1人である木野親之様の著書『松下幸之助に学ぶ指導者の一念』に出会い深い感動を覚えています。『悩みというのは焚き木だよ。火を焚くときに使う薪や』、「人間は悩みを解決するために生まれてきたものなのだ」、「悩みこそが成長の因なのだ」、『失敗の連続です。ただ、失敗してもやめないだけなんです。成功するまでやめないだけです。』‥‥‥『人間には乗り越えられない苦しみはない』、『万策尽きたと思うな。万の策がダメでも生きる道はあるぞ。』
1年間ありがとうございました。心から感謝申し上げます。 高橋文夫拝