タカブン通信
元気
2007年 6月27日 社長通信130
1.はじめに
梅雨時に心を和ませてくれるのは、色とりどりに咲く紫陽花や小川に飛び交う蛍の光ではないでしょうか?
さて、安岡正篤氏一日一言の6月30日の言葉、『元気』を紹介します。
「われわれは、『気』を養うということが、一番根本の大事だ。いわば生のエネルギーを養うということ、言い換えれば『元気』ということが一番である。元気がないというのは問題にならぬ。しょぼしょぼして、よたよたして、一向に反応がないなんていうのは、論ずる価値がない。とかく人間は有形無形を論ぜず、元気というものがなければならない。元気というものは、つまり生気である。生のエネルギー、生き生きしておるということである。」
朝一番元気で明るい挨拶から始めましょう
2.経営とは変化対応業
さて我が社も前身の協業組合の創業から36年目、そして株式会社を設立して丸10年を経過して、この間様々な事業変遷がありました。経営は、変化対応業であるといわれていますが、正にシガウッドは、製材・梱包業から、アピトンから針葉樹住宅構造材製造、そして2x4住宅パネル製造へと主力製品を時代のニーズに対応して転換してきました。今後より一層、製品の寿命やお客様のニーズ、市場動向等を確実に分析把握して、事業の選択と集中を図っていきます。~まだ行っていなかったとして、かつ今知っていることを全て知っていたとして、今これを始めるかを問わなければならない。答えがノーであるならば、それでは次に何を行うかでなければならない。~ピーター・ドラッカーのこの言葉を常に深く噛みしめていきたいと思います。
3.労働災害防止・安全作業の誓い
今期の品質目標の一つに『労働災害ゼロの達成』を掲げています。7月1日より全国安全週間が始まりますが、次の宣言文に全社員が誓いを立てて、実現していきましょう。
「私たちは、『人間尊重』という崇高な基本理念の下、私たちの職場からは絶対に労働災害を発生させないよう『林材業ゼロ災運動』に取り組み、職場の安全確保を図るとともに、正しい作業方法による安全作業の徹底を、ここに誓い合います。」どんなに些細なヒヤリ・ハットも見逃さないで、気づいたら互いに勇気を持って注意し合う職場にしていきます。
最後に、人生の目的とは、幸せな人生を送ることです。その為には、自律的に生きること、まず自分から変わること、そして、未来を変えていくことです。他人と過去は変えることができないのです。自分を見つめる時間を持ちたいものです。
ありがとうございました。 高橋文夫拝